ああっペイオースさまっ

Everything    (CCCD)

Everything (CCCD)

服屋巡りでいろんな街を流してきた・・・
いろんな発見があったなぁ
たまにはゆっくり走るのも悪く無いね。


はやく春〜夏モノのジャケット買わないと
いろんなところ回ってきたけど・・・
欲しいデザインだったりすると・・・
すると・・・




サイズがー
小さいネン。


がんばろ








Day to run
第2話・・・・HERT to START RUNNING(VOL.1)




こちらWHIRL WIND・・・
16時過ぎ・・・
昼食が終わり、各自自分の仕事をこなしているところ・・・



1台のモトクロッサーに向かう蛍一
カチャ、カチカチカチカチッ・・・カチッ
 

――――よしっ――――
「ふうっ・・・ 休憩にしましょ、千尋さん」
今の作業が一段落し、手を止め、テーブルでカタログを閲覧している千尋に言った
「あらっ、もう4時回ってたのね。 そうね、休憩にしましょうか」
「休憩ですか? お茶淹れますね」
「ありがと、ベルちゃん」
・・・


千尋が読んでいたカタログをどかし、お茶、お菓子が並べられる
テーブルを囲み休憩を・・・


蛍一が話を切り出す
「さっき300km/hって言ってましたけど出した事あるんですか?」
「あるわよー。でもそれなりの直線とマシンが必要だけど」
「っと言いマスト?」
「マシンはGSX1300R隼、コースはBかしら」
「ああっ、アレなら出ますね。ってかBって何ですか?」
「Bは千葉高速の外周。走ってる連中の間ではアルファベットで呼んでるのよ。Bは海沿いのストレートが多いコース。他にもAとかいろいろあるのよ」
「そんなのがあるんですか?Aってのは?」
「Aは千葉の中心にある環状線。ココからいろんなところへ行くことができるわ。他は・・・面倒だから省略」
環状線ならお買い物行くのにたまに使われますよね、蛍一さんっ」
「そうだね、街の中を移動するのにたまに使ってるね。 省略って・・・ それでどこをメインでセッティングすればいいんですか?」
「とりあえず千葉高速、地元だしね。首都高は離れてるからいいわ」
「わかりました。 そう言えば自分の預かるマシンは300km出るマシンなんですか?」
「出ないわよ」



「えっ出ないんですか!?」
驚く蛍一・・・
「さっき300って言いましたよね?」
「言ったわ、でも普通のマシンはそこまでふってないわよ。 隼、12Rとかは別だけど」
「じゃあ300はどうすれば?」
「ふふっ、バイクが不思議な乗り物だってことは森里くんもベルちゃんもわかってるわよね?」
「ええっ・・・」「そうですね」
返事をする二人
「時に数値には表れず、そして常識を凌駕する性能を出すのよっ!」
「そうなんですかぁ?何か言い訳っぽいですよー」
「うっ、うるさいわねー!作業しなさい!作業っ!」
ガタッ
「あっ、逃げた!」
外に出て行ってしまう千尋であった・・・



「うーん、怪しいな・・・」
「そうですか?いつもの千尋さんですよ?」
「いや、千尋さんじゃなくて千尋さんの考えがね・・・ なんで突然こんな課題出したんだろ・・・」
「きっと何か考えがあるんですよ。 一言一言に思いが詰まっています、熱い思いが・・・」
「熱い思い?」
「はい、何に対してかはわかりませんが・・・ 熱い思いが」
・・・
「まっ、何らかの考えがあるんだろうけど。今は与えられた課題に突き進むのみだね!」
「そうですね!がんばってください! あっ、お茶のおかわりいかがですか?」
「ありがとう。じゃあ、お願いしようかな」
「はいっ」
うれしそうにお茶を淹れるベルダンディーであった
・・・




午後8時・・・
立ち上がり背伸びをしながら
「さーて今日はもうお開きにしましょうか」
そう言って片付けを始める千尋
「そうですね」「そうしましょう」
一緒に片付けをする蛍一とベルダンディー


丁寧に一個、一本ずつ工具を磨いていく・・・
また明日もヨロシクと思いを込めながら・・・



そしてベルダンディーは伝票の整理を、蛍一は店内の掃除を・・・


掃除をしていた蛍一がある異変に気付く
――――なんだろ、あのカバーが掛かったバイクは?――――
店の奥に1台のバイクがカバーを掛けられ止められていた。
そのマシンからは惹かれるモノがあった・・・
千尋さん、あの奥にあるバイクは何ですか?」
「あっ、あれはねぇ・・・・ おっ、お預かりなの!私がやるから、大丈夫よっ!」
なんだかあたふたしている千尋、怪しむ蛍一・・・
「まぁ、千尋さんがやるんなら・・・ 『森里くんお願いっ!』とかは無しですからねー」
「大丈夫よー はははっ」
――――辺に鋭いはね・・・気を付けないと――――
・・・



――――コレでお終いっと・・・――――
伝票の整理が終わったベルダンディー
「蛍一さん、私は終わりましたよ。そちらはどうですか?」
「コッチも今終わったとこ!今着替えるからチョット待ってて!」
「はーいっ」
・・・


「はい、お待たせ、ベルダンディー。 って千尋さん、着替えてないし。帰らないんですか?」
「あっ、私はまだやることがあるの。だから先上がっていいわよ」
「やることですか?」
ベルダンディーが心配そうに訊いた
「もしかしてあのバイクですか?」
ツッコむ蛍一
「そっ、だからおつかれさまっ二人とも」
「それなら、お疲れ様でしたー」「お疲れさまです、無理なさらないでくだいね」
・・・


キュキュキュ、ドゥルン、ドルドルドルドルドル・・・・・・
BMWの暖気・・・


外に見送りに来てくれた千尋
「それじゃ、今晩がんばってね、森里くん!」
「はい、がんばってみます」
「ベルちゃん、森里くんの事頼んだわよ!」
「はいっ、任せてください。全力でサポートします」
ベルダンディーの言葉に蛍一の胸が熱くなった・・・


「それじゃ帰ろうか」
「はいっ」
バイクに乗り込む二人


「お疲れ様でーす」「お疲れ様でしたー」
「オツカレー」
お互い挨拶をし、手を振り見送る千尋



「さーて、取り掛かりますかっ!」
そう言って店に戻る千尋―――
19日、水曜、20:30―――――



第2話・・・・HERT to START RUNNINNG(VOL.1)
END・・・
NEXT・・・・HERT to START RUNNINNG(VOL.2)
http://d.hatena.ne.jp/kz01/20060515



今日は・・・
ああっ女神さまっ それぞれの翼
第7話「ああっ貴方の望み叶えますわっ」
ついにあのお方の登場!
天上界1のサービスの持ち主!
お楽しみに!