one step closer

リアニメーション

リアニメーション

one step closer・・・・・
1歩よりも近しい。
ベルダンディーと蛍一かな、だけど遠い。


昼間、ホームセンターにSRXを停め買い物に行こうとしたら・・・
親から離れて5歳くらいの男の子が自分のバイクの元へタタタっと寄ってきた。

コレカッコイイ!とか、乗りたい!とか言われるのかと思い・・・・
親もオレも優しく見守っていたら・・・







げぇしっ!



いいっ!?



キッ、キックですかー!


なんでやー

慌てて親が謝りに来るが自分は怒るつもりもない。
その子供にオレはこう言った
「大きくなったらオマエもバイクに乗れよ!」
って。
オトコはバイクに乗るもんだ、うん。

しかし蹴った後親に抱きかかえられていた子供が必死にナニカを訴えかけていた・・・・
「ダメッ!アレ、ダメッ!・・・・・」って。
やはり純真、無垢な子供にはわかってしまうのか?
これは悪い、危険なバイクだって・・・
オマエはそうならないことを祈るよ・・・




それから自宅でキャブセッティング・・・・・
最近は暖かくなってきましたからね。
ハーフスロットルで息つきが、理論的には濃い方向かな。
なので強制開閉のメイン側キャブのMJを150番から145番へダウン。
セカンダリーは様子を見て調整予定・・・
ついでにプラグの焼け具合もチェック・・・
問題なし。

走行に出ると息つきは無くなりスロットルのツキも良くなり全域での立ち上がりが良くなった。
ってか早くFCR欲しい。


ソー言えば昨日のライトの件、振動によるショートかも。
単気筒は辛いよ。







Day to run   
第1話・・・・PROBLEM and STRATEGY

ここはお馴染みWHIRL WIND・・・・
12時を回った頃・・・


「お昼にしましょうっ。」
っとベルダンディーの声がかかる
「そうだね。」
「そうしましょうか。」
蛍一、千尋が作業を中断し、手を洗い昼食の準備をし始める・・・
ベルダンディーはお茶を淹れるためにお湯を沸かしに・・・・
いつもの光景だ・・・・



準備完了。
「いっただきまーすっ!」
「いただきますっ。」
「いただきまーす。」
っと3者の声がかかる。
いつもの昼食の始まり・・・



ベルダンディーの手作りお弁当をたべている蛍一に・・
「どうですか?」
とうれしそうに尋ねるベルダンディー
「美味しいよ!ベルダンディー、いつもありがとう・・」
笑みを浮かべてベルダンディーに答える蛍一
「蛍一さんに美味しいって言ってもらえるのが楽しみで作っていますから。お弁当作りも楽しいですっ。」
ココロからうれしそうに返す
いつもの会話だ・・・・


そしてお茶を淹れ二人に渡すベルダンディー
「ありがとう」っと受け取る蛍一、千尋
ズッ――――と一口飲む蛍一・・・
ベルダンディーの淹れてくれるお茶はおいしいね!」
「ありがとうございますっ。」
うれしそうなベルダンディー、幸せなカップルだなぁほんと


もう二人だけの世界に突入しているようす・・・
毎回繰り返されるこのラブラブな光景にあきれている千尋・・・・
突然、「あっ、そうだっ!」
思い出したように呟く
「森里くん、ちょっと話があるんだけど。」
「・・・・・・・・」
まったく耳に入っていない模様・・・


「森里くん?」
「森里くん!」
「ちょっと森里くん!」
「まったく聞こえてないようね・・・ベルちゃんまで。 よーしっ!こうなったら・・・」
何をするんだ千尋さん!?


ぱすっ!


「いたっ!」
蛍一の額に白い球がヒット!
突然の痛みに涙を浮かべ我に返る蛍一、つられてベルダンディーも戻る。


ケラケラと指差し笑っている千尋・・・
その手に握るはエアガン・・・
額は撃っちゃいかんでしょ(笑)


「何するんですかっ!」
額に手を当てながら問う蛍一。

まだ笑いが収まらない様子・・・腹を抱えて爆笑。どうやらツボにハマッタらしい

その光景に呆れる蛍一とくすくすと笑っているベルダンディ−



ようやく笑いが収まり話はじめる千尋
「だって森里くん聞こえてないんだもーん。」頬を膨らませながら訴える千尋。続けて・・

ころっと真剣な顔になる、その表情につられ二人も聞く体制に
「まぁその話は置いといて。実は森里くんに課題があるの。」
「課題? 突然課題って、何ですか?」
「1台マシンを託すわ、3日間乗り込んでセッティングを出してちょうだい。自分が乗りやすいと思うように。」
「セッティングって・・燃調、脚とかですか?」
「そう。アベレージ(@1) ・・・100〜250km/hで、MAX300km/hってとこかしら。」 意訳@1:平均速度
口に含んだお茶を噴出しそうになる蛍一
「ちょ、100〜250、300って!サーキットですか?」
「すごい速いですねっ。」
驚く二人・・・


「はいっ(ハート)!」
っとうれしそうに1枚のカードを差し出す千尋
受け取る蛍一・・・
「?・・ ハイウエイカード・・5000円分・・?・・・・・!」
はっと驚く蛍一
「高速道路を走るんですか?」
不思議そうに問うベルダンディー
「高速を走れと?違反ですよ!」
「そうよんっ、私たちの世代ではけっこう走ってたわよ〜。普通、普通。」(良い子はマネしなように!)
「千葉高速(@2)や首都高などですか?」@2:千葉に張り巡らされた高速道路。中心は首都高のようにグルグルと回れるようになっている。東京、横浜、埼玉の高速とも接続されている(架空の高速道路です
「そう、がんばってね。3日で5000円分使いきって、ガソリン代はいつものカードを使ってね」
危険なバイク屋だなー
「いったい何のために?!マシンは?!」
問う蛍一・・
「マシンは・・・・・・・ひ・み・つ! 今日、田宮と大滝に森里くん家に運んでおくよう言っておいたわ。理由は・・・内緒、課題だしっ(笑)」
「えっ!?今マシンがわからないうえ、ココに無いって、じゃぁいつヤレって言うんですか?!」
「仕事が終わったら。」
「そっ、そんなー!」
へなへなとテーブルにもたれる蛍一
優しく起こすベルダンディー
「蛍一さんの実力が試される時です、頑張ってくださいねっ!私も手伝いますから!」
うん と頷く蛍一
「そうだね、頑張ろう!ベルダンディーと一緒ならなんでもできるよ、オレ!」
ハイッ と笑みいっぱいのベルダンディー
その光景を優しく見守る千尋・・
「・・・・・頑張ってね、森里くん・・・・ふふっ」
最後の ふふっ ってなんだ?


パンパンっと手を叩く音が鳴り響く
「はいっ、お昼休み終了。 さっ、作業に戻るわよ!」
「了解!」
「わかりましたっ。」

テーブル、食器を片付け・・・
そしていつものWHIRL WINDに戻る。

「いったいどんなマシンが待ってるんだろう。そして高速かぁ・・・」
蛍一のココロの中にナニカが芽生えた・・・




次回 
Day to run
第2話・・・・HERT to START RUNNING

こっ、このマシンはっ―――――!

今甦る、地上の戦闘機達―――――





ノリで書きました。頭のなかで思い浮かんだネタです
蛍一がメインなのでああっ女神さまっ外伝てきな感ジ
次回はイツになるか不明
反応が良ければ早めに書くかも